A)基本的にホームページにお値段の表示されたビスクドールは販売できますが、先約があるお人形、販売済なのにホームページ更新が済んでいないお人形、恒久所蔵品に変更したお人形等がございますので、ビスクドールのお問合せ番号を添えてお尋ね下さい。3営業日以内に回答致します。
A)作家ブログに掲載のお人形は、記事の日付かタイトルをお知らせ下さい。3営業日以内に回答致します。
A)お譲り可能なビスクドールの場合、大まかな流れは
お振込→当館にて入金確認→配送先住所と希望日時のお尋ね→配送準備→発送→お受取りです。
お振込から発送までは標準10日~2週間程頂きます。
直接ご来館頂きお譲りを希望される場合も、作家が10日程かけてハンドメイド品をお付け致しますので、原則として上記のお手続きとなります。
A)決済方法はゆうちょ下記口座へのお振込のみです。
※クレジットカードや現金書き留め等対応しておりませんのでご容赦下さい。
恐れ入りますがお振込手数料はご負担下さい。
受取人口座名:アートギャラリーライフ
金融機関名 :ゆうちょ銀行
預金種別 :当座
記号番号 :01700-4-127950
受取人口座名:アートギャラリーライフ
金融機関名 :ゆうちょ銀行
店番(店名):一七九(イチナナキュウ)店(179)
預金種別 :当座
記号番号 :0127950
A)全国一律2,500円(税込)を、人形代金と合わせてお支払い下さい。30万円以上のお人形には、最大50万円まで損害補償を受けられるセキュリティサービス(420円)を当館負担でお付け致します。
A)なるべく多くの写真を載せるよう努めておりますが、十分に掲載出来ていないお人形もございます。1週間程度頂けますと追加で撮影し、原則としてEメールやファイル共有サービスにて送信しますのでご希望のビスクドールのお問い合わせ番号をお知らせ下さい。なお、衣装やウィッグ(かつら)を外しての撮影は、作家の意図通りに戻すことが難しいためお受けできません。また、シミ、黒点、強度に問題のない亀裂、衣装のほつれや虫食いなどをもれなく写すことはできません。原則として現状のままのお譲りとなりますのでご了承ください。
A)磁器部分、ガラス目は、基本的にメンテナンス不要です。半恒久的に放っておいても劣化はしません。
表面に付着した汚れが気になるときは、柔らかい布で軽くふき取って、取れなければアルコールで拭いてください(アルコールを使用してよいのは磁器、ガラス部分のみです)。
ドレスは時折乾燥した風通しの良い場所に直射日光を避けて安置して下さい(場所が安定していれば着せたままでOK)。
洗えるものの場合は、デリケート衣類用の洗剤で優しく手洗いです。洗えないものは、表面の埃を払ったり、布や「はたき」で軽く叩いて下さい。
その他気になる点はお尋ね下さい。
A)恐れ入りますがお人形の受注制作はお受けできません。お人形のお顔には唯一無二の個性があって、仮に同一の顔型(モールド)を使用したとしても同じお顔にはならないため、オーダー頂いたイメージ通りとなることを確約できないのでございます。また作家自身がその時挑戦したいお顔の創作に励んでおりますため、大変恐れ入りますが、お人形の受注制作にお応え致しかねます。誠に申し訳ございません。
A)大変心苦しいことでございますが、原則としてドレスのみの制作は承っておりません。
ドレスづくりは、動画にもございますように多数の工程からなり、少なくとも5日(デザイン考案を除く)を要します。
人形作家・旅人容子にとって人形作りは積年の夢で、図書館や書店で探し求めたアンティークドールの写真集を師として、ポーセリンやモールドを少しずつ集め、焼き窯を設え、ひとり工房を立ち上げるに至りました。インターネットのない時代でしたから、大変な道のりだったようです。いまも国内外からの材料選定や仕入れを現在に至るまで一人で行っております。
当人いわく「百年間でも人形を作り続けたい」「時間が全然足りない」と冗談交じりながら申しており、当館としては人形作りに懸けてきた作家の時間を、ドレスのみの制作に割かせることはできないのです。誠に申し訳ございません。
例外として、旅人容子作のビスクドールに限り、ドレスのみのオーダーを承る場合がございますが、
① ミニョネットやミレット等小さいサイズ:1着55,000円~
② ①より大きいサイズ:1着110,000円~
の受注となります(いずれも税込み)。アンティーク生地等の場合はさらに貴重素材の材料費と手配経費が加わります。
時にお人形そのもの以上の価格となりますが、これは作家の人形づくりに専心したいという当初からの夢を鑑み、当館としてこのような設定とさせて頂きます。何卒ご理解の程、お願い申し上げます。 (2022.2.14ドレス価格改定)
A)構造的にほとんどのお人形は交換できますので、必ずご自身でお人形の頭囲等をご計測の上、サイズの合うウィッグをお探しいただき、交換をお楽しみください。なお、各人形が現状身につけているウィッグは、作家が選定した、言わば作品の一部ですので、当館及び作家による交換は承っておりません。とは言えヘアスタイルはお人形の印象をハッとするほど変えますので、ご自身の好みに合わせて、ウィッグ交換をお楽しみいただければ幸いです。
<具体的な計測方法など>
・ウィッグサイズは大抵、ウィッグ内側の内周が最長となるラインをぐるりと測った長さを表記されており、多くの場合インチ表示ですが、センチメートル表示も混在しますので、ご購入前によく確認されてください。(1インチ=およそ2.54センチ)。
・ウィッグは前が高く後ろが下がるよう斜めに被せるので、そのイメージでお人形の頭の外周を計測ください。具体的には、そのウィッグを被せた際の前髪の生え際位置と、後頭部の生え際位置を、イメージ頂き、前後生え際を結ぶように巻き尺でぐるりと回してお測りください。
・6/7(=6~7インチorセンチ)といった幅のある表記もよく見かけます。
・一般に、深めより浅めのウィッグが、比較的サイズの違いに対応しやすいです。
・もしぴったりのサイズがないなら大は小を兼ねるで大をお勧めします。
A)なるべく修理不要なように制作されており、また大切にご愛玩頂いておりますため、実際にこれまでご相談事例はございませんが、何かございましたらその都度お問合せ下さいませ。できる限り対応させて頂きます(※ベベタビト作ビスクドールに限ります)。
ドレスの褪色やボンド付け部等の劣化、すでに年月を経たアンティーク素材部分の劣化はあるでしょうが、基本的には百年後も残るようなものです。経年変化も含めてお楽しみ頂けますと幸いです。
その他気になる点はいつでもお尋ね下さい。
A)恐れ入りますが、お人形の鑑定や買取、査定は行っておりません。また他作家様の人形の修理等についても、お受け致しかねますのでご容赦くださいますようお願い申し上げます。
A)いいえ、アンティークドールとは100年以上前に作られたお人形ですが、当館のお人形はすべて、アンティークドールから型を取り現代の熟達した人形作家・旅人容子氏が泥漿→キャスティング→型抜きと加工→焼成→絵付け→セッティング→ドレス制作と全工程を行った復刻ビスクドールです。
アンティークドールの時代には分業で大量生産していたため、担当者の技量に応じて出来不出来にばらつきがありますが(それもまた魅力です)、一定の経験をもつ現代作家ならば、一人の作家が終始一貫デザインと制作に携わるため、リプロダクトドールには洗練された独自の味わいと完成度があります。旅人氏も、平均して人形一体にひと月をかけてじっくりと完成に導きます。
A)すでに300体近いビスクドールを完成させてきた人形作家・旅人氏は円熟期を迎え、「左右対称の造形」「眉やまつ毛の均一な筆さばき」「境界が感知できない滑らかな絵付けのグラデーション」など造作もなく施せますし、端正なだけの人形なら自由自在に生み出せます(現に生み出しています)。
いま旅人氏はその先、傑出した技量の作家のみが挑戦できる「高い統一感を意図的に打ち破る美」を追求しています。旅人氏はそれを「ぎりぎりを目指す」と表現します。
左右対称性、均整の黄金比などが重んじられてきた西洋に比べ、確かにわが国には枯山水やいびつな茶器の名品を楽しむ文化があります。不思議なことに、アンティークのブリュやA・マルクにも、意図的な非対称、造形美の限界を目指した不均一な輪郭が見て取れます。かつての天才作家にとってシンメトリーや黄金比を極めた彫塑など容易かったはず。
しかしそれは明らかにうち崩されており、そこで生まれた調和が、130年経っても私たちを魅了するものの一つでないでしょうか。
19世紀の天才達が挑んだ「ぎりぎりの美」に、現代日本作家ならではの器用さと自由さで漸近しゆく。
旅人容子氏によれば、人形作りとは、アトリエにいながら時空を超えて旅をし、かつての作家と対話するような作業とのこと。その素晴らしい作品群をぜひご鑑賞下さい。
A)恐れ入りますが、教室の開催やお弟子・見習いなど全てお受けできず、今後もその予定はございません。これは旅人氏が持てる時間のすべてを自身の人形制作に当てたい、との強いご意向のためです。
確かにビスクドール制作には窯などの少々大掛かりな設備や細々とした道具、素材の入手の難しさ、非常に多くの工程(コラム「人形の作り方」で簡単に紹介しております)がございますので、アドバイスとしましては、「お住まいの地域名+ビスクドール教室」などでインターネット検索してみられてはいかがでしょうか。