優しい微笑みをたたえる色白のブルブテをアップしました

お知らせ

ブリュの作と言えばやはり、キリっとして隙のないブリュー・ジュンを思い浮かべますが、ブリュは初期にはこのような優し気な顔を作っていました。それがブリュー・ブルブテです。
ブルブテの甘い顔立ちを、ベベタビト流のパステルな色どりでいっそうかわいらしく仕立てたのがこの子。制作した人形作家の旅人容子氏もお気に入りの一体です。
春の野原で小さなお花でも見つけたのでしょうか、口元に淡く微笑みが浮かんでいます。
そんな甘やかな雰囲気をまといつつ、異国風の眼は思いのほか深く青く、彼女もやはりブリュであることを思い起こさせます。

人の一生で幼少期にだけ許されたあどけない愛らしさを、この子なら、その磁器の肌の内に百年先も留め続けられることでしょうね。